JAREA‐e研修による「高齢者住宅・施設の鑑定評価」の配信について
2014年に最初のヘルスケア特化型リートが上場してから8年が経過し、投資市場におけるヘルスケアアセットの市場規模は飛躍的に拡大した。市場参加者についても、特化型リートのみならず、住宅型リートや総合型リート、ファンド等も多く見られるようになり、取得需要者の裾野も拡大している状況にある。世界一の高齢化先進国である我が国において、ヘルスケアアセット、中でも高齢者住宅・施設の需要は、今後も増大することが見込まれ、市場規模の更なる拡大が見込まれている。これに伴い、鑑定評価へのニーズもますます高まっていくことが予測される。
本講義では、ヘルスケアアセットのうち、高齢者住宅・施設について、改めて定義づけを行い、その特徴を明らかにするとともに、鑑定評価の各手順において注意すべき事項について説明する。なお、この際、上場リートのデータや投資家アンケート等のデータを分析し、近年の投資市場における需要の動向についても言及する。
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