JAREA‐e研修による「建築諸学」の配信について
不動産鑑定士に求められる建築知識は幅広い。建築基準関係規定はもとより、建築計画や建築意匠の良否、建築材料の品質、建築構造や建築設備の性能などについて、建築士が諸条件に対して最善と判断して設計した建築物を鑑定し評価する点では、建築士よりもさらに深い知見が求められ、施工の程度を判定する点では、施工者の技量を客観化する能力が求められる。
さりとて、不動産鑑定士に必要な知識は建築知識だけではない。この点で、不動産鑑定士に求められる固有の建築知識の一つに最有効使用の判定がある。土地が重視され、土地価格に対する関心が高い日本では更地価格を適切に求めることが極めて重要で、その点で土地残余法を適用する際の最有効使用建物の想定は不動産鑑定士の職能の根幹となるものである。
研修では、土地残余法を適用する際の用途として事務所ビルと集合住宅を想定する場合を念頭に、最有効使用建物を的確に設定する能力を養う。
◆配信開始:令和5年12月6日(水)
◆お申込み・ご受講方法:「研修申込・受講」ボタンよりログインいただき、「e-研修」を選択のうえ、お申込・ご受講ください。
>>>お申込み・ご受講はこちら
◆受講料:会員4,500円、非会員9,000円
◆修了認定(<会員>履修単位の付与):修了の認定については、視聴終了時に表示される確認テストにおいて行います。 履修単位については、確認テストで基準点に達した場合、3単位が付与されます(基準点に達しない場合には、再度テストが受けられます)。